WeChat のシェイクの使い方を覚えて中国語を上達させよう!

中国

中国最大のSNSであるWeChatの機能の1つである「シェイク機能」をご存じですか?

このシェイク機能は世界中の不特定の利用者とコミュニケーションをとることができるんです。

WeChatはアジアを中心に世界中に利用者がいます。

その世界中のスマホをシェイクする利用者同士をつないでくれ、無料で自由にチャットすることができる機能なんです。

ですので、ここで使われている言語は中国語だけとは限りません。

しかしWeChatは中国発のSNSなので、当然中国語の利用率は一番高いです。

なので中国語の話し相手がすぐに見つかります

なのでWeChatは中国語の話し相手を見つけるための優れたツールであるといえます。

中国語学習をしている方、始めたばかりの方でもWeChatのシェイク機能を使いチャットすることによって、以下のようなことが大いに期待できます。

  • 生きた中国語に触れることができる。
  • 中国語の「読む」「書く」が上達できる。
  • CHATで友達になることができれば「聞く」「話す」も上達する。
  • 世界中に友達ができ多様な文化と接することができる。

この記事では、WeChatのシェイク機能の使い方を画像を用いて詳しくお伝えいたします。

この記事によって上記のWechatシェイクの効果を得るためのきっかけとしていただき、ますます中国語の学習に磨きをかけていただければと思います。

WeChatのシェイクは生きた中国語に触れることができる

語学学習はどんな言語であっても、「読む・書く・聴く・話す」の4つについて勉強する必要がありますね。

私の場合はそのうちの「聴く」が一番の苦手です。

特に中国語は独特の巻き舌音や儿の発音など日本人にはなかなか馴染めないものがありますね。

それに語学学校や学習用のCDやDVDよりも実際の中国人の話すスピードは格段に早いです。

なのでリアルに会話できるレベルまで到達するのは、かなりハードルが高くなります。

「聴く・話す」の学習方法については○○○も参考にしてみてください。

そういう意味でも中国語学習の入門者、初心者にとってWeChatのシェイクでチャットするのは、非常に良い会話練習となります。

それと中国語の学習がある程度進んでくると、教科書や語学学校で教わる堅い文章ばかりでは、興味がそがれるばかりでなく、学習のモチベーションもがた落ちですよね。

「生きた中国語に触れながら学びたい」とお考えの方も多くいらっしゃると思います。

私もまだまだ勉強中ですが、中検3級を取得し基本文法はそこそこわかるようになってきました。

しかし学習を始めた当初は、知り合いの中国人であっても、WeChatで私の下手な中国語で、長々と会話にお付き合いいただくのは、気が引ける思いでした。

そんな時にもWeChatのシェイク機能がとっても便利なんです。

WeChatのシェイクにはどんな国の人が来る?

WeChatのシェイクにはどんな人が集まるのでしょうか?

中国本土はもちろん、台湾、香港、マレーシア、シンガポールあたりが中国語圏になります。

その他インドや中東などの来訪者もたくさんいました。

以前はベトナムの人とも中国語で会話したこともあります。

中国語はアジアでは本当にいろんな国で利用されているようです。

もちろんWeChatのシェイク利用者の中にも中国語を使えない人もたくさんいます。

なので良さそうな人を見つけたらまず「你好!我是日本人(こんにちは。私は日本人です。)」と話しかけてみましょう。

相手に日本人と認識してもらった上で返事を返してくれる人の方が話しやすいとおもいます。

もちろん返事が返ってこない場合もありますが、気にせずシェイクし続けて良さそうな人が見つかるまで探し続けましょう。

相手も基本的にチャットしたいひとばかりなので、結構な割合でレスポンスがあります。

WeChatのシェイクの具体的な方法

それではWeChatでシェイクをやっていく、具体的な方法についてご説明いたします。

では今から実際にやってみながら、説明をしていきますね。

①まずWeChatの「発見」ページに行き、下図赤枠のシェイクをクリックします。

②すると下図のような画面が現れますので、スマホをしっかりつかんで1,2回強めに振ります。

振り方が軽すぎると反応しませんので、目安としては水しぶきを払うかの感じの強さで振るといいでしょう。

③スマホがちゃんと振れていれば下図のように画面が2つに割れて、ピロロロロという音と振動と共に、かわいいお花が顔を出します。

④割れた画面が元に戻り、お花が隠れたあと候補の相手が表示されます。

この時点で表示された相手が中国語で会話が出来そうな相手かどうかの判断が必要になります。

これはアイキャッチ画像から直感で判断するしかありません。

1つ目安としては来訪者の名前の下に自分からどれだけ離れているかの距離が表示されます。

この距離をみて大体どの辺の国の人か予想ができます。

中国本土の人ならば大体1500km程度になると思います。

⑤良さげな人であれば、赤枠部をクリックしてプロフィール画面に進みます。

更に違う人を探したい場合はシェイクを続けます。

⑥プロフィール画面に来たら、相手の住んでいる国や地域などを確認します。

またステータスのひとことを見て相手の趣味嗜好がどんな感じかを見極め「よし、話してみよう!」と思えば赤枠の「挨拶の送信」をクリックします。

⑦下図のように挨拶文を記入し、勇気を出して赤枠の送信を押してみましょう。

そして相手からの反応を待ちます。

挨拶文は「你好。我是日本人。(こんにちは。私は日本人です。)」で始めてみましょう。

⑧あっ!

早速反応がありましたよ!

下図赤枠の部分をタップしてみましょう。

⑨メッセージが表示されますので確認しましょう。

東マレーシア華人の方のようです。簡体字なので中国大陸の中国語と同じ感じだと思います。

⑩何度か「挨拶の承認」部分で会話をして友達承認してもらえるところまでこぎつけましょう。

友達承認してもらいましたので、あとは普通にWeChatで会話できます。

今回もWeChatのシェイクを使って、あっという間に会話友達と巡り会うことができました。

会話の切り出しは「你会说日语吗?(日本語はなせる?)」とか「你去过日本吗(日本に行ったことある?)」などが最初の出だしとしてはいいのではないでしょうか?

とにかく節度を持って自分のこと半分、相手に聞くこと半分、くらいの感じで話すと結構受け入れてもらえる気がします。

シェイクをきっかけにまめに会話をすると「長い付き合い」になることも。

何度かやりとりをして波長の合う人と巡り会えたなら、時間に余裕がある時には連絡を入れるようにすると長期間にわたりお話し相手になってもらえます。

私は2年以上前に知り合った看護士さん(女性)とは今でも時々思い出したタイミングでWeChatで話をしています。

台湾の暑さのこと、台湾原住民のこと、台湾のコロナ対策のことなど色々教えてもらえました。

こちらからは、親日の彼女に日本のことをレクチャーしました。

中国語の勉強だけでなく、本当にいい話友達になりました。

実現するかどうかは全く分かりませんが、台湾または日本で会えたらきっと盛り上がるだろうと思います。

生きた中国語のやり取りでいつのまにか中国語が上達する。

このように生きた中国語で会話すると、学習のモチベーションも上がって、どんどん新たな表現方法が身についてきます。

少々文法や言い回しが間違っていても、こっちが日本人とわかってもらっているので、意味さえ通じればなんら問題ありません。

またリアルに話す訳ではなく、文章のやり取りですからわからない表現や単語が出てきたら、辞書やネットで調べてから書いても大丈夫です。

そんな時更にいい方法があるんです。それは翻訳機を片手にチャットすることです。

最近の翻訳機は辞書がわりに使えば、気の利いた表現もできるし、発音のチェックもできます。

訳文も変な機械翻訳ではなく自然な文章で訳してくれます。

きっと学習の効率はうなぎのぼりに上がるでしょう。

夢のAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」

節度をもってやれば、WeChatのシェイクは特に危険ではない。

WeChatのシェイクを利用するにあたって、

「なんか怖いな」

と感じる方もおられることと思います。

しかし普通に節度をを持ってやる分には全く危険を感じることはありません。

こちらの住所や身元を明かす必要はありませんし、相手は何千kmも離れたところにいる訳です。

万が一「なんか変だなぁ」とか「なんか怖いな」と思った場合は遠慮なくIDを削除すればそれでOKです。

どちらにしても個人情報は出すべきではありません。

そこをわきまえた上で、波長の合う人であれば、相手の迷惑にならないように注意を払うのは当然ですが、そのまま自由に会話を楽しめばいいと思います。

まとめ

WeChatのシェイク機能を使えば以下の効果が期待できます。

  • 生きた中国語に触れられる
  • 中国語の「読む」「書く」が上達する
  • 世界中に友達ができ多様な文化と接することができる
  • リアルタイムに会話できるようになれば「聴く」「話す」も上達できる

4番目はちょっとハードルが高いかもしれません。

学習初心者の方にとっては、WeChatのシェイクの利用は学習のモチベーションを維持する上では、非常にいい刺激になります。

是非「話し相手を探す」くらいの気軽な気持ちでトライしてみましょう。

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