ルノアールのメニューと値段をご紹介。ちょっと高いがその理由は?

情報

東京方面に出張の際には、待ち時間があれば私はよく喫茶店に入ります。

行く店は決まってはいませんが、かなりの確率で入るのは『銀座 ルノアール』。

値段はちょっとお高めなんですが、落ち着いた雰囲気で本当にゆっくりできるんです。

客層は、仕事で打ち合わせや待ち合わせのサラリーマンが多く、店内も比較的静かなことが多いです。

私にとっては値段分のリラックス感が得られるので迷わず入ってしまいます。

東京一円の各主要駅にはほとんどあるんではないでしょうか?

そしてほとんどのルノアール店舗は駅からすぐの良いところにあるので、待ち時間をつぶすには本当に最高なんです。

ベローチェやドトールみたいに並ぶ必要もないしセルフで運ぶ必要もありません。

今時袋に入ったおしぼりと、灰皿、お冷の三点セットが出てくる喫茶店は非常に貴重だと思うんです。

あ、灰皿はルノアールでも喫煙スペースに入らないと出てきませんが、、、、。

この記事では、ルノアールのメニューと価格、そしてルノアールの雰囲気をご紹介します。

値段が高い理由をちょっとだけ考えてみようと思います。

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ルノアールのメニューと値段

1-1.コーヒー・紅茶

コーヒー、紅茶のメニューはそんなに多くはありません。

普通に『ホットコーヒー』と注文すれば、ルノアールでは『ルノアールブレンド』が出てきます。

今回私が立ち寄ったのは『品川高輪口店』で『ルノアールブレンド』は一杯650円でした。その他コーヒー・紅茶関連のメニューは以下の通りです。


・アメリカンコーヒー  650円
・カフェ・オ・レ  770円
・黒蜜カフェ・オ・レ 820円
・ドリップアイスコーヒー 680円
・アイスカフェ・オ・レ 800円
・コーヒーフロート 810円
・アイス黒蜜カフェ・オ・レ 850円
・レモンティー 680円
・ミルクティー 680円
・ストレートティー 680円

となっています。

確かに安くはないですよね。

私はいつも『ルノアールブレンド』を注文します。

つまり普通のコーヒーですね。

モカとか、キリマンジャロとか、ブルーマウンテンとかの有名な銘柄品はないようです。

・コールドクレマコーヒー 780円
・トアルコトラジャ 750円
・トラジャブレンドアイスコーヒー 780円

メニューに大きく三種類のコーヒーが記載されています。

この3つがここのおすすめコーヒーみたいです。

1-2.トアルコトラジャ

3つのコーヒーのうち2つに登場するトアルコトラジャって何でしょうか?

品、格。
18世紀、『セレベスの名品』と謳われ、トラジャコーヒーは欧州の王族貴族たちの間で愛されたといいます。
トアルコトラジャは、その爽やかな酸味と深いコクという品のある味わいを継承する日本のプレミアムコーヒー。
さらには、日本のレギュラーコーヒーとしてはじめての『iTQi優秀味覚賞』という格付けを手にしました。

爽やかにして、ノーブル。
最初のインプレッションは、心地よい酸味に包まれる。そのあとは、気品さえ感じるコク深さがやって来る
かつて欧州の王侯貴族たちに愛されたというトラジャコーヒーを、今に継承するのがトアルコトラジャです。
2010年、トアルコトラジャは、日本のレギュラーコーヒーとしてはじめてiTQi優秀味覚賞を受賞。
世界のシェフやソムリエたちが認めるアラビカ種の傑作となったのです。

欧州のサロンで愛された味わい。

トアルコトラジャ

https://www.keycoffee.co.jp/toarcotoraja/

ちょっとだけ思い切ってトアルコトラジャを注文してみました。

コーヒーカップから違いますね。

ちょっと口に入れてみます。

はじめの一口は本当に舌にピリッと来るくらいのキツめの酸味ですね。

苦味はそんなにきつくありませんが、のどに入るときにはまろやかで濃厚な感じです。

確かに飲んだ後には、酸味とともにそのコクもいつまでも口に残ることなく爽やかな後口になりますね。

短い時間で口当たりが様々に変化して最後は本当に爽やかな印象です。

1-3ミルク

・ミルク(ホット・アイス) 680円
・黒蜜ミルク 740円
・ココア 800円
・アイスココア 830円
・抹茶ミルク 800円
・黒蜜抹茶ミルク 830円

うーん。ミルク一杯680円はどうなんでしょうか?

ルノアールでミルク類はまだ飲んだことはありません。

普通の牛乳と何か違いがあるのかどうかは今のところ不明です。

高いか安いかは人によって異なります。

私よりもさらに雰囲気重視の人にはミルクでもいいかもしれませんね。

1-4ソフトドリンク・Beer

・コカコーラ 720円
・ガラナ 720円
・香味柚子ティー 790円
・オレンジジュース 830円
・クリームソーダ 830円
・レモンスカッシュ 830円
・とろーり濃厚ブルーベリーヨーグルトフロート 850円
・”甘みを最大限に引き出した”完熟トマト 850円
・ザ・プレミアム・モルツ 830円

まさに「ザ・昭和の喫茶店」って感じですね。

我々世代にはスタンダードな内容です。

でもコーラ一杯720円はやっぱりちょっと高いです。

場所、雰囲気重視の方限定ですね。

1-5サンドウィッチ、ブレッド

・照り焼きチキン&ダブル卵 780円
・西京みそ焼きチキンのプレミアムサンドウィッチ 780円
・ピザトースト 710円
・ハムトースト 670円
・ミックスサンドウィッチ 670円
・たっぷり野菜ポテトサラダサンドウィッチ 670円

・トースト 340円
・国産柚子ジャムトースト 340円
・ブルーベリートースト 340円
・ ハニートースト  410円

サンドウィッチ類の値段は『まあこんなもんかな』って感じですね。

サンドウィッチ類およびピザトースト、ハムトーストは単品での注文がOKです。

また飲み物と一緒に注文すれば200円引きですが、下の4つのトースト類は必ず飲み物と一緒に注文しなければならないようです。

ですので例えばトーストとコーヒーを注文した場合

340円+650円=990円

となります。

なんかトーストよりサンドウィッチを注文した方が割安な感じになりますね。

皆さんはどう思いますか?

1-6.プレミアムコーヒーゼリー&デザート

・カフェゼリー&抹茶フロート 850円
・カフェゼリー&ココアフロート 850円
・カフェゼリー&オーレフロート 850円
・バニラアイスクリームブルーベリーソース添え 800円
・カフェゼリー&バニラ 850円

チョコレートパフェやフルーツパフェ、プリンアラモードなどがない代わりに、コーヒーゼリーが充実しているのでしょうか?

ルノアールはどこまでも渋い感じを攻めるんですね。

やっぱりお客さんの年齢層はちょっと高めなのもこう言った渋好みが影響してますよね。

1-7.ケーキ

・ベルギーチョコレートケーキ 470円
・イチゴのコンポート 490円
・信州産ホットアップルパイ 470円
・北海道産クリームチーズのハニーヨーグルトレア 490円
・20層のミルクレープ 490円

サンドウィッチと同じようにケーキの注文にもルールがあります。

ケーキは単品での注文ができません。

飲み物と一緒に注文が必要です。

ショートケーキと飲み物一杯で1000円越えです。

写真を見るかぎりはすごくおいしそう!

でも安くはないですね。

ルノアールの価値ある雰囲気

2-1.昭和モダンと大正ロマン

ルノアールには店内の雰囲気のコンセプトが2種類あって明確に分かれています。

『昭和モダン』

『大正ロマン』

店舗リニューアルに合わせてこれまでの大正ロマンのコンセプトから豊かな昭和初期の和洋折衷な空間を表現した昭和モダンに変身していってます。

ちなみに先ほどご紹介しました『トアルコトラジャ』は『昭和モダン』のコンセプトの店舗でしか味わえませんのでご注意を。

ルノアールの雰囲気は本当に落ち着いた感じです。

と、いってもどんよりした感じは一切なく、店内は明るく本を読んだりスマホを見るにも暗いと感じることはまずありません。

また先に書いておりますが、客層がサラリーマン中心なので比較的静かで私にとっては本当に安らげる空間です。

テーブルは高さ低めの木製のもので、椅子は布張りの小さな椅子ですが、硬すぎず柔らかすぎず、高すぎず低すぎずで身長174cmの私にはちょうど良かったです。

2-2.喫煙は2020年4月で紙巻きタバコ不可になる

喫煙者にとって残念なお知らせです。

2020年の4月から「紙巻きタバコ」が吸えなくなるようです。

iQOSのような加熱式タバコはOKです。店内でもヒートスティックが販売されています。

時代の流れとはいえ、昭和の匂いを残すこの喫茶店ルノアールでさえこういう流れとなりました。しょうがないですね。

2-3 衣類用バスケットがうれしい

テーブルの脇には衣類用バスケットが、テーブルごとにあります。

冬場はマフラーやコートなど衣類が多くなります。

場所も取らないですみますし、忘れ物もしないでしょう。

こんなところにも値段分のサービスが散りばめられていますね。

2-4ルノアールのWiFiは連続3時間

WiFiの喫茶店は1時間とか、中には15分刻みになっていたりとか不便を感じることはありませんか?

ブログを書いていても知らないうちにWiFiが途切れていて更新できなかったり…。

やっぱり3時間くらい連続してもらえると気分的にゆったりとなります。

思う存分くつろいでネット環境を愉しみましょう。

2-2.絶妙のタイミングで出される日本茶

ルノアールでは飲み物を注文し、そして読書やスマホを見たり、おしゃべりをしたり、はたまた人を待ったりと思い思いにゆったりとした時間を快適に過ごすことができます。

そして飲み物の残りがあとわずかになった時、そう、あたかもそれを確認したかのようなタイミングで日本茶を出してくれるサービスがあるんです。

日本茶の味とか濃さとも特に問題ありませんし、熱さもほどよい感じです。

なにより持ってきてくれるタイミングが素晴らしいんです。

私の場合は注文したものがまったくの空っぽになってからお茶が出てきたことはありません。

あと⒉3口でなくなるかな?というタイミングでいつも出てくるのです。

この雰囲気作りは私にとっては非常に価値るものになっています。

それといい忘れましたがお茶は午後だけではなくて、モーニングの時間もちゃんと絶妙のタイミングで出てきますよ。

ルノアールのモーニングのメニュー・時間・朝の雰囲気については下の記事をご覧くださいね。

まとめ

確かにルノアールのコーヒーはトアルコトラジャなど個性豊かな銘柄も取り揃えられていて、おいしいんだけど値段はちょっとお高めです。

でもルノアールを訪れる人はきっとルノアールの雰囲気にお金を払っているんだとおもいます。

ゆっくりスマホを眺める空間。

待ち合わせの際にイライラしない空間。

荷物の置き場に困らないさりげないバスケット。

誰に遠慮も要らずタバコをくゆらせながらゆっくり新聞を広げるひととき。

より安さや効率を重視したファーストフード的なカフェがもてはやされる昨今。

きっと昭和のDNAを受け継いだ喫茶店には高い値段を払ってもやめられない魅力的な空間があり、それを必要とする方はまだまだ存在し続けているんだと思います。

少なくとも私は間違いなくその1人です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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